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シンポジウム 「仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて」

平成30年5月21日(月)
経団連会館(東京・大手町)にて
当機構においては第3回目の介護離職防止対策シンポジウムを
今回は経団連と共催で「仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて」と題して開催しました。

経団連ホールが満員になる、約280名の参加者の皆さまと共に
濃密で有意義な時間を過ごすことができました

今回のシンポジウムは経団連が4月に公表した報告書
仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて~企業における「トモケア」のススメ~を広く社会に浸透させることを目的として開催いたしました。

本報告書には、当機構も微力ながらお手伝いさせていただきました。

経団連と共に
仕事と介護の両立支援の基本理念として「トモケア」をという概念を作り企業の仕事と介護の両立支援の方針をまとめました。
トモケアとは「企業が介護に直面した社員と、介護のあり方を「共に」考え、仕事との両立に「共に」取り組む」ことをいいます。

冒頭に経団連 雇用政策委員長 進藤 清貴様からご挨拶をいただき、

1部は当機構代表による基調講演


2部は当該報告書に企業事例としてご協力くださった企業様のなかから
「今すぐ実践できる効果的な両立支援策の共有」という観点から5社にご登壇いただき、パネルデキスカッションを行いました。

旭化成様では、仕事と介護の両立支援に欠かせない職場醸成の一環として
管理職研修の前に任意ではありますが、管理職の方に短時間勤務を体験してもらう試みをご紹介いただきました。

ANA様では介護離職防止や仕事と介護の両立支援の取組みには欠かせない「経営者からのトップメッセージ」をご紹介いただきました。
役員の直筆メッセージをイントラネットで写真付きで掲載。
介護中の従業員からは「大変うれしい」との声が上がり、まだ介護をしていない従業員からも「安心した」との声が上がる効果を報告いただきました。

花王様では介護施策の検討をするにあたり、介護経験者へのアンケートやヒアリングを行い、反映させていくことが重要であることをご報告いただきました。
ただし、介護経験者の声をそのまま施策に反映させるのではなく、介護未経験者からの意見も聞きつつ、施策を考える姿勢が大事だと教えてくださいました。

大成建設様では従業員の拠点が全国各地に点在していることから、介護においては情報の周知に力をいれていることをご報告いただきました。
情報提供の形として相談連絡先を書いたカードを作ったり、ケアマネジャーとの連携を図るツールを作ったりと数々の工夫をご紹介いただきました。

千葉銀行様からは地域密着企業らしく、地元のドラックストアとの連携施策をご紹介いただきました。また、職場単位での勉強会の開催を通して介護への認識向上の取組みも大変参考になりました。

会場とのディスカッションは行わなかったのですが
アンケートでは
「聞きたいことが聞けた」
「ランチタイムのセミナーはいいな」
「お金をかけずにすぐできる対策を知れた」など
大変有意義なパネルディスカッションだったことがわかります。

ご登壇企業におかれましては、貴重な事例を共有させていただき、大変ありがとうございました。

当機構は今後も
心に響く啓発、より具体的な情報提供、担当者が受け取りやすい情報の形、すぐに動ける支援など、
思いつくすべてのことをスピーディーに取り組むことで
「介護をしながら働くことが当たり前の社会」を一日でも早く実現できるように精進してまいります。

<概要>
開催日時 2018年5月21日(月)14:00-17:00
会場 経団連会館 2階 経団連ホール (千代田区大手町1-3-2)
主催 日本経済団体連合会
共催 介護離職防止対策促進機構
登壇企業
旭化成
ANA
花王
大成建設
千葉銀行
http://symposium.kaigorishoku.or.jp/